スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 討論の授業

 今とっている授業の一つに、討論の時間があるものがある。 何か適当に学生を14ぐらいのグループに分けて、応用問題を討論しながら解くというものだ。グループによってどんな進め方をするのかはばらばらなので、グループごとに中間や期末の試験で成績に差が出るようだ。
 少し自慢だが、私がいる班はかなりちゃんとやっている方だとおもう。 班によってはやってくる問題をあらかじめ割り当てて全員が全部の問題をやってこなくてもしていたり、討論になっていないところも多々あるように見受けられる。
 私の班でも負担が大きいので割り当て制にしようかと他の学生から話しがあったのだが、遠まわしに断ってきた。確かに問題の難易度や量を考えると全部やるのはかなりの負担になるが、私としては学習効果を期待したいし、特に編入生はともかく一般学生には特に、学問の場での討論というもののやり方を身につけて欲しいというのもある。 その点では私の班は他の班よりもメンバーの平均レベルが高いと考えている。他の班ほど、優秀な編入生が多いというわけでもないが、私ができることは出来る限りしているつもりだ。
 この科目に関しては、代々の謎の先輩ノートや、虎の巻が存在していて、自分で予習しなくても特別成績に響くようなことにはならない状況ではある。その中でもやってきている振りをする方法を身につけるという点でも多少は意味のあるものではないかと思っている。現に私の班でも常に虎の巻を使っていると丸分かりなのが2人居る。日によっては自分でやっていないのがわかるのがあと1人居る。ただ、そのうちでもうまく振舞って知ったかぶりできるところではうまくディスプレーできていると思う。
 問題なのは全くやっていない人が1人居て、しかも討論をぶち壊しにすることばかりしている人が居るということだ。へんな言い方だが、私でもその破壊力を抑えるのに苦労している。まず全く予習している様子がないのだ。私も司会のときは予習していなくても解けそうな問題を振るのだが、即興能力が低く、こちらが対応に困ることをしてくれる。結局無茶なスルーをしても指導教員からは何も言われなくなっている。
 それだけならまだしも、討論以前に班のアカデミックな雰囲気をぶち壊しにしてくれるのでかなり困る。他の授業でも、授業の終わりの質疑応答のときとかにも、もう授業は終わりですかとか、もう帰ってもいいですかとかいう発言をするという状況だ。 いい加減私も我慢が限界になりそうだ。幸い私が教える側に居たときにはそんな学生は見たことが無かったが、自分のクラスでそんなことを言う学生が居たら、まずは一回切れるだろうと思う。それで治らなかったら受講拒否にして他の講師のところに回すと思う。あとは学年主任にでも押し付けているようなものだろう。今のクラスの教授達もかなり意欲がそがれるのではないかと心配している。
 以前教える立場に居たという経験から、私も授業を受けるときは、先生が気分よく教えられるように振舞っているつもりだが、それが全てぶち壊しになっているようでいい気分ではない。

救急研修

 今日は病院研修の救急科の研修があった。 土曜日は昼まで授業があり、研修は16時からだ。大体22時ぐらいまでで、その後次の日の7時までいてもいいのだが、テスト前と言うのもあり、自分も含めて誰も翌日までは残らなかった。時期がよければなかなかない機会なので居たかったのだが仕方がない。病院に行ってみているだけでいいと言う甘いことを言っていられる機会はなかなかないものだ。
 救急なので、研修に行ってもいつでもたくさんの症例が見られるとは限らないが、今回はけっこうたくさん救急搬送があった。私が見ていた6時間だけでも12人は来たと思う。あいにくと言っては不謹慎なのだが、高エネルギー外傷などの派手な症例は無かったものの、服薬自殺未遂やら工作機械での労働災害や肝硬変の喀血など様々なケースが見られたのは運が良かったのだろう。 前回までのグループでは全く救急搬送が無く、時間外内科にいたと言う人や、なぜか暇をもてあましてバイタルの取り方の練習をしていたと言う話も聞く。他には救急搬送ばかりが続いて施設見学が出来なかったグループもあったと聞く。救急搬送の受入数が全国で何位というところなので忙しい事の方が多いと思っていた。 それを考えるとわたしの班は程よく時間があって運がよかったのだろう。全国一位の杏林大学に行っていたらどうなっていただろうかと興味もある。

 内容はと言うと、まずはなぜか掃除道具置き場みたいにっている救急救命センターのCRで簡単な話しがあった後、着替えて救命センターに出た。CRのプロジェクターがなぜかつけっぱなしになっていてまぶしくて気になったが、いつでもカンファが出来るようにという工夫だろうか。そもそも救急でそのようないわゆるカンファがあるのだろうか。
 最初の1時間ほどは搬送が無かったので、ドクターヘリを見せてもらった。全国でも最大の機種を持つ救命センターなのだが、それならではの話もいろいろ聞けた。あと、整備士や管制の方々と話す機会もあったのが良かった。2機あるうちの大きい方しかそのときは駐機していなかったのでそちらしか見られなかったが、なかなか出来ない経験が出来てよかった。 ヘリの中は意外と広かったが、これはそれぞれの救急センターの考えによるもので、今回のところは、ヘリは搬送だけの機能に特化させているそうだ。 何かのドラマに出てくるようなヘリほど見栄えのする内装ではなかったが、日大のほうは小さい機種で、さらに救命士が座ったまま多少の事は出来るようにと考えられている設計であるがゆえにそうなっていたらしい。 他にも航空機としての側面もいろいろと聞かせてもらえた。医療には直接は携わらない救急スタッフの話もまた面白いものだった。
 その後、救命センターに戻ると、1件救急搬送の予定が入っていた。それほどややこしい件ではなかったのか、淡々と診療が行われた。その前後で隣の市から来ていた消防署の研修生とちょっと話をした。 その後もまたしばらく搬送がないようなので担当の先生が隣の救急検査室や画像診断室、その後にある熱傷集中治療室や各段階の集中治療室を見せてもらった。とくに熱傷センターと言うものは始めて見るもので、いい経験だった。画像診断室もなかなか壮観だった。CTとアンギオとMRIと透過レントゲンが一同に並んでいるのは見ものだった。(ここまで書くと詳しい人ならどこに研修に行ったの分かっちゃうかもな)。 画像診断室にはこの後も時間があるときに行って、技師の方々からいろいろと話を聞けた。
 付随施設の見学から戻ってくると何件か救急搬送の予定が入っていて、その後もしばらく搬送が来た。細かいことは書けないのだが、意外と運ばれてきた側も落ち着いていたケースが見受けられた。2歳の男の子が痙攣で運ばれてきた件でも、お母さんはそれほど取り乱すでもなく、救命センターに着くと程なく、時間外内科の待合室へ慣れた様子で行ってしまった。まあ、医師の指示に従わない親を見慣れていすぎたせいか、何かあるかと思ったがそうでもなかった。 私が苦手とする数少ない動力工作機の一つで指を切って運ばれてきた人も落ち着いている様子だった。その件はわたしは最後まで通してみていたものの一つだった。やっぱり内容をあまり書くとまずいだろうし、グロくなるので書かないが、私が何も知らない状態でそのような事故にあったらもっと怖がっていたかもしれないと思う。ただ、心臓は正直で、運ばれてきたときからずっとつけられていたモニターの変化を見ると面白いものだった。強がりを言っていてもハートモニターを見ればいろいろとわかってしまうものだ。
 どう関わってくるのかわからないのであまり個々の件については書けないのが残念だが、1件だけ緊急度が他の件よりも高いのがあって血液センターや救急処置室が使われている様子も見られて良かった。ERの処置室と緊急手術室だけで10億は超えそうな設備で壮観だった。
 画像診断室は搬送が落ち着いてきた時間帯にちょくちょく見に行った。ERならではの機械で移動式のX線装置やフィルムレスですぐに画像が見られるカートリッジも始めて現物を見た。後特筆すべきはMRIだろうか。 アイドル状態でも動いているMRIで金属を持ち込んでいろいろと見せてもらえたのは初めてだった。 さすがにはさみは手を離さなかったが、ネームタグのピンだけでもかなり引っ張られるのが分かったし、マスクの鼻の部分の針金だけでマスクが飛ぶ様子も見せてくれた。自分で不注意だったのだが、ネームタグのなかのIDに磁気部分があるのを忘れてMRI室に入ったことに後から気づいた。他のERのスタッフも検査のオーダーを病院情報システムで出すときに磁気カードを使っているのにそのまま入っているのを見て油断していたのかもしれない。他にも、前の大学で使っていたNMRが全く磁気を外に出していなかったのでその調子で検査室に入ったのもある。まだ試していないので、データが消えたのかどうかはまだ分からない。
 あと、検査室では他の先輩研修医の方々も見かけた。壁から出ている酸素チューブを吸って酸素カフェとか言っていた。自分には分からないが、酸素を吸うとハイになれるらしい。私の班を見ていた先生も数日の連続勤務でもハイテンションでいることが大切だと言っていたが、酸素でなれるものなら楽だろうか。 酸素でハイになるなら、しょっちゅう高圧酸素室入っているドクターや技師はいつもハイパーなのだろうか。知る限り高圧酸素室で働いている技師の人はだるそうにしているように見えるが、勤務中はハイになりすぎて勤務時間外はその反動が出ているのかと思ったりもする。
 最後にERにいるドクターと話す機会があった。やはり連日の夜勤に疲れがたまっているらしく、ちょっとしたエピソードとかも聞けた。仕事中は集中しようとしているときはあまり疲れを感じないのだが、仕事帰りで寝てしまうこともあるそうだ。帰りの車で信号待ちの間に寝てしまって、そのまま朝までそこに停車していたことがあったりするらしい。

 病院にいながら見ているだけでいいということはめったにないので、時期が良ければ朝までERを見ていたかったのだが、テスト前で出来なかったのが残念だった。

テスト結果


 今日月曜日の生化学のテストの結果が発表された。 学年の半分が追試という無茶な結果だった。 担当の教授の一人にお話しを聞く機会があったのだが、もともとあまり友好的な先生ではないのでたいした話も聞けなかった。
 その先生は今年で退官なので張り切ってたくさん再試問題を作った用意しているそうだ。その先生の信条では、再試は本番と同程度の難易度かより難しくするということだった。本試を捨てて追試に掛ける人が出てくるのを避けるためだというが、本当の腹のうちは分からない。 あと、出題ミスがいくつかあったが、それの関しては何の発表も無かったので、この後どうなることだか。

 あと、今日の心電図の講習は別の先生だった。かなり難易度が高い症例も含まれていたのでいつもの半分の症例数で時間を掛けてやることのしたものだ。 今まではほとんどが大学病院の生理検査室から教授が適当に選んできたものだったが、今日の教授は今まで集めてきたコレクションの中から選んで出すのでいつもとは変わった色気の物が多かった。
 2.3例は今までの議論が馬鹿らしくなってくるほどの典型的な心電図で、教科書の図例で出てくるようなものだけど、本物から録って来たものなので、その分リアルになっているし、極端な例だったので解説があるまではどこからコメントしていいか分からないものだったが。でも、現場で見かけるのは典型例でさえも教科書的な例を見ているだけでは分からないものだと分かって面白かった。 他には今まで見たことのないような不整脈の例で、これもまた最初に見たときはどうなっているのかさっぱり分からなくて予習のときは全く診断につながるようなポイントが全く分からなかった。

テスト

 今日は生化学のテストがあった。 テストは4月からやっている内容の全範囲をカバーしていて、これで期末試験だ。前の大学でも生化学の授業が開講されていたが、通年科目だった。バイオエンジニアリングや薬学の学生対象の物で今やっているものより内容が少ないにもかかわらずかなり難しいという評判だった。それに比べると今やっているのはさらに内容が高度である上にたったの2ヶ月で全部やろうとは無茶だと思う。

 暗記は嫌いだが、この科目を趣味で出来るのなら楽しいだろうとは思う。 まさしく生命の奇跡と言うか何と言うか有機的な(炭素が入っているというわけじゃなくてww) 反応と反応、基質と基質のつながり、それを可能にする無数の酵素のバンク。ただの有機化学の(こっちは炭素の化学) 反応だけでは到底出来ないようなむちゃくちゃな反応があんな2.3μm の細胞の中で行われていると思うと言葉もない。 あと、それを全て解明しようと積み重ねてきた研究の数々も大変なものがあったと思う。

 ただ歴史が浅い分系統的にどう教えるべきなのか、どうまとめるべきなのかが確立していないようでいろいろと無理が出てきているように思う。人の手で誰かの都合のいいようにということで作られたものでもないのに暗記に頼る学習法しかないと言うのもまだまだ発展の余地がある分野だといういいしるしだと思う。 
 あまり高度な例を出すと分かる人が少ないので出さないが、たとえば数学なら、人類が数学を使っていた歴史的証拠は約2万年前の集落の骨塚から見つかっている。それからたとえば3:4:5の辺の長さの三角形が直角三角形だと言う知識を獲得するのが紀元前数千年前の話だ。 ここまで発達した学問分野では系統的にまとめられていて、その1万7000年ほどの間に発見されてきた知識を中学までのたったの15年そこらの人生でストレス無く身に付けられるようになっている。 それを考えると生物学はせいぜい数百年の間に発見されたことを知識として身に付けるだけでも一般の大学生でも20年そこらの人生では無理がかかっているように思う。

テスト前だけど

 月曜日に生化学のテストがあるけれど、そろそろ買出しに行かないと食べるものが無いので夜に買い物に行った。
特にパンと野菜がないので、よく行っているスーパーに行ったのだが、ここのところ特に野菜が高いのでもうちょっと様子を見ることにした。 あと、最近どういうわけかパンが良く売り切れている。食パンはまだいいのだが、菓子パンが品薄なことが多い。
 特に変わったことも無かったので書くこともないが、テスト前なのであまり他のことをしないので、特に変わったことも無くて当たり前だろう。
プロフィール

猫又丸

Author:猫又丸
零細個人サークル、ねこたび研究所創立メンバー 所長兼第一研究室主任研究員。

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。